招聘英皇娱乐員のさかなクンと「HAPPYギョ食プロジェクト」を実施

11月28日、本学グローバル共生英皇娱乐所の招聘英皇娱乐員のさかなクンとともに、低利用魚について学び、実際に低利用魚を食べて美味しさを知ることを目的として、「HAPPYギョ食プロジェクト」を開催しました。本学のカフェレストラン「La Mensa jasmin（ラ メンサ ジャスミン）」を会場とし、学生26名が参加しました。

「低利用魚」とは、水揚げしても市場にほとんど出回らない魚の総称。漁獲量が少ない、知名度が低い、見た目が悪い、規格外のサイズなど、さまざまな理由でスーパーに並ぶことがありません。雑食のため、臭みが出ることがある「クロダイ」もそのような低利用魚の仲間ですが、きちんと調理をすれば美味しく食べることができます。

学生らはさかなクンから低利用魚について講義を受け、その後、低利用魚「クロダイ」を使用したメニューを実際に試食しました。今回のプロジェクトでは、本学の園芸クラブ「Green Thumb（グリーンサム）」（※）の学生が校内の畑で育てたローズマリーとディルを使って、クロダイを香草パン粉焼きにし、赤いトマトソースを添えました。

参加した学生からは「気候変動の影響により日本近海で獲れる魚の種類にも変化が見られると知り、日頃学んでいる環境問題やSDGsがより身近になった」「講義を通して、私たちの食卓に並んでいる魚はほんの一部でしかないことを学んだ」「低利用魚であるクロダイを食べるのは初めてだったが、ハーブの効果もあり、臭みもなく美味しく食べることができた」「学内で育てたハーブが役立ち嬉しく思った」といった感想がありました。

（※）「Green Thumb」は園芸の達人という意味で、学生が自主的に学内で野菜やハーブを育て、その一部を普段から「La Mensa jasmin（ラ メンサ ジャスミン）」に提供しています。

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