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新年のご挨拶
明けましておめでとうございます。
年頭に当たり、新しい年が神様の祝福に包まれ、私たちの家である地球に住むすべての人にこの祝福が届きますように、そして皆様とご家族が互いに思いやりの心で支え合い、愛と喜び、平和と希望に満たされますようお祈りいたします。
新年を迎えた今もなおCOVID-19の変異株に襲われ、落ち着きを取り戻せない日々が続いております。それでも、私どもの聖心コミュニティでは「学生の学びの保証と教育の質の高度化」を最優先課題にしながら、ウィズコロナ、ポストコロナの「新しい日常」を徐々に構築しつつあります。
引き続き感染対策に万全を期しながら、春からはリアルでの対面形式の授業を8割にするよう準備を進めています。カメラを設置したスタジオ風の教室はフル回転させ、教室内の3密を避けるため3人掛け机は一人用に徐々に置き換え、アクティヴラーニングにも対応できるよう教室環境を整えていきます。学生たちの課外活動も、「新しい日常」に向けて試行錯誤しつつも活発化して来ています。
2023年、本学は創立75周年を迎えます。記念事業実施運営委員会がすでに立ち上がり、記念式典?ミサ?シンポジウム?祝賀会(2023年11月4日の予定)を始め種々の企画が練られています。これらについては、新年度に専用のWEBサイトを開設して、広く学内外に周知を図ることにしています。
歴史と伝統を大事にしながら25年後の100周年の聖心を思い描いて、3年前から構想を固めて来た現代教養学部の実質化も2023年度より実施に移される予定で、教育英皇娱乐の面でもキャンパス生活の面でもSDGsの目標を意識して、人と地球環境にやさしいキャンパスづくりを進める計画です。この実質化と記念行事とを、教職員の創意と工夫、学生たちの想像力と創造力、保護者の皆様や卒業生のご支援のもとに展開できればと願っております。
気候変動の危機が叫ばれ、予測困難なSociety5.0 へと世界が移行する中で、主である神様の「私はいつもあなたがたと共にいる」(マタイ福音書28章20節)という言葉に信頼を置いて本年も学生たちともに歩んでいく所存です。引き続きご支援とご協力のほどよろしくお願いいたします。
2022年元旦
聖心女子大学
学長 髙祖敏明