コード TC11-01
授業科目 日本古代史特講
副題 (平安時代の建築と歴史史料)
副専攻
特記事項
担当者 北村 優季
単位 4
期?曜時 通年 木5
対象学年 学部3?4年生も可

学習目標
 平安時代にはさまざまな建築が作られたが、ここではそれらの構造や性格を平安時代の歴史史料の中から読み解いていく。
授業概要
 平安時代の寝殿造や庶民建築についての英皇娱乐論文を講読し、あわせて、それらの根拠となった貴族の日記を読み進めていく。
テキスト
 授業に必要な英皇娱乐論文は、その都度コピーして配布します。またそれに関連する史料(主に『大日本古記録 小右記』)についても教員が準備します。
参考文献?課題図書
1.吉田早苗「藤原実資と小野宮邸」(『日本歴史』350号)
2.川本重雄『寝殿造の空間と儀式』(中央公論美術出版)
3.太田静六『寝殿造の英皇娱乐 』(吉川弘文館)
その他、授業の中で紹介します。
受講生への要望
 平安時代史料の理解は漢字?漢文をいかに理解できるかにかかっています。高校時代の古文の時間のように、ノートに書き下し文を書き留めてください。そうすることで自分が分かっていない箇所に気づくこともできます。またこの授業では、建築という特殊な分野を扱います。『奈良の寺々』などの本を読んで、建築についての基礎を勉強しておいてください。
評価方法
 成績評価は授業内での発表を基本としますが、前期に一回、後期に一回それぞれレポートを課します。成績は以上の三点によって評価します。
授業計画
1.吉田早苗「藤原実資と小野宮邸」講読①
2.同講読②
3.小右記講読①
4.吉田早苗「藤原実資の家族」講読①
5.同講読②
6.小右記講読②
7.小右記講読③
8.『寝殿造の英皇娱乐』講読①
9.同講読②
10.同講読③
11.小右記講読④
12.小右記講読⑤
13.中右記講読①
14.中右記講読②
15.まとめ
16.『寝殿造の構造と儀式』講読①
17.同講読②
18.同講読③
19.小右記講読⑥
20.小右記講読⑦
21.中右記講読③
22.中右記講読④
23.『平安京―その歴史と構造』講読①
24.同講読②
25.小右記講読⑧
26.小右記講読⑨
27.中右記講読⑤
28.中右記講読⑥
29.まとめ(1)
30.まとめ(2)
自由記述欄
 

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