コード MM43-01
系列 系列:Ⅲ. Cultural Perspectives
授業科目 英語文化論[文学と電子メディア]1
副題 (英詩のtransmediation)
副専攻
担当者 扶瀬 幹生
単位 2
期?曜時 前期 金3
対象学年 2年
特記事項

学習目標
 紙のメディアで出版された英語の詩を電子媒体に移し替えること(transmediation)によって、英語の詩と楽しく取り組みながら、各自が主体的に文学作品を理解し英皇娱乐を深める姿勢と、そのために必要な英語読解力と文学的想像力を鍛錬する。パワーポイントやペン?タブレットといった電子ツールを駆使する能力も身につける。
授業概要
 各自が適当な長さと内容の英詩を選び、PowerPointを使って文字?画像?音声情報を盛り込んだデジタル作品を創作する。さらに、作品の発表と批評を経て、自分の扱った作品についてのレポートを作成する。
テキスト
 なし
参考文献?課題図書
?Literature Online (LION)
?Literature Resource Center (Gale)
?Literary Reference Center (EBSCO)
?JSTOR
?Project MUSE
[いずれも本学図書館のオンラインデータベースとして利用可]
受講生への要望
 紙に印刷された形で詩を受け取ると、私たちはおのずと「読者」「批評家」「英皇娱乐者」という役割を演じようとしますが、同じ作者が作った詩でもそれをデジタル化するとなると、私たちは上記の役割を一層活発に演じることを要求されるだけでなく、あらたに「作者」「演出家」という、より積極的に創造的な役割も演じなければならなくなります。これは大変労力と根気のいる作業ですが、自分の作品を納得する形に作り上げていくのはとても楽しい苦労です。

1GB程度のUSBメモリを各自用意してください。
評価方法
 毎回の作業につける評点、自分やクラスメートの作品の発表と批評、期末レポート。
授業計画
1.導入と詩の割り当て
2.朗読: 音声ファイルの作成と編集
3.韻律の分析: 文字のマークアップと表示のアニメーション化
4.構文の分析: 同上
5.注釈: 同上、並びにwebを駆使した文字?画像情報の検索
6.視覚化: ペンタブレットを使った描画
7.デジタル作品としての統合: アニメーションと画面切り替えの自動化
8.制作作品の発表と批評1
9.制作作品の発表と批評2
10.制作作品の発表と批評3
11.制作作品の発表と批評4
12.制作作品の発表と批評5
13.修正と仕上げ
14.文献のリサーチと期末レポート作成の準備
15.期末レポートの予備発表
自由記述欄

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